収納力が拡大したために・・―メルカリ始めてみたら・・・ネット社会のいい勉強になります―Ⅱ

あれこれ、紆余曲折あったものの、鹿児島に帰ってなんとか1年ちょっとで完成にまでたどり着けたマイホーム。

都会に比べて土地代だけはベラボーに安かったために、平屋のやや大きめの家を作ることができました。

 

そして、そのマイホームは、こちらのライフスタイルに合わせて、それなりの特徴を持たせることになりました。

その特徴というのが、今回のタイトルである「メルカリ」につながるお話になるのです。

家の話を長々と書いたために、前置きが偉く長くなってしまいました。

 

さて、その特徴の一つがウォークインクローゼットです。

日本語で「衣裳部屋」とでも呼べばいいのでしょうか。

とにかく、3畳くらいの広さを一部屋確保して壁一面にハンガーにかけた洋服が吊るせるように作りこみ、反対側の壁には東京から持ってきたタンスのセットを置いたのです。

     ウォークインクローゼットでございます。うなぎの寝床みたいです。

 

ウォークインクローゼットといっても、タンスと服を入れ込んでみるとこれでいっぱいになったので、そう大したものではありません。

ただ、東京でのマンション暮らしに比べると、格段に収納力が拡大したことだけは間違いありませんでした。

 

というわけで、家にそこそこ収納能力があったために、今はやりの「断捨離」には全く反するのですが、長い間、着もしない服を多くとっておくことになったのです。

長くキープすることになった服は、東京在住時代、それも昭和の頃に購入したものがほとんどでした。

 

中でも、一時流行したアウトドアスポーツ用のウェアは、デザインがシンプルで質実剛健なものが多く、丈夫にできていたため捨てきれずにとっておいたものが結構たくさんありました。

ハンガーにかけたまま、振り返ってみればあっという間に20年以上経ったことになります。

 

途中、何度も捨てようと思い、実際捨てたものもかなりありました。

それでも、どうしても捨てきれないものが残っていたのです。

使ってくれそうな人にあげたもののあったのですが、やはりデザインやサイジングが時代にあわなかったり、ライフスタイルの変化などもあって、ただあげるというのもままならないことが多かったのです。

 

 

つづく