繰り返し繰り返しやっていることが馬鹿々々しくなってきて・・・―なんだかやや憂鬱な季節、また巡ってきた衣替え―Ⅱ
今までクリーニング屋さんに、1シーズンごと、その前のシーズンの衣類を預かってもらっていた。
つまり、半年間預けっぱなしで、次のシーズンが来たら取りに行くだけでよかったのだが、そのシーズンほとんど着なかったためにクリーニングに出す必要のない服が増えてきた。
その着なかった衣類はクリーニングに出す必要がないので、手元に残ることになる。
しかし今回は、シーズンごとにクリーニング屋さんに預かってもらっていた分のうちの、結構な量が手元に残ったために、それをしまう収納場所が必要になり困ってしまった。
もちろん、すべての衣料をクリーニング屋さんに出すわけではない。
家で洗濯できるものは、きちんと洗ってしまうことになる。
その分と合わせると、オフシーズンの衣料を、今回はいつもよりたくさん手元で管理しなければならないことに気がついた。
それを整理していたら、そんなことを繰り返し繰り返しやっていることがなんだか馬鹿々々しくなってきた。
しかも、それを頻繁にやっているように感じるからなおさらである。
昔は、面倒でも季節ごとの衣替えは、少しワクワクするところもあって、それ自体を楽しめたような気がする。
次第にそんな高揚感がなくなってきたのは、年を重ねたせいであろうか。
いや、そんな風に考えるよりも、長年の垢(あか)が溜まってきた、と考えるべきであろう。
季節ごとの衣替えでごそっと取り換える総量をもっと減らして、クリーニングに出す分量も少なくしなきゃあいかんなあ・・・と反省したところである。
こういうことをまさに「断捨離」というのであろうが、昔からやろうやろうと思っていて、なかなか実行に至らない。
これには、ひょっとしたら他人(ひと)の力を借りなきゃ無理なのかな?と思ったりもする。
まあ、がんばって衣替えが苦にならなくなるくらい服の量を減らしていきたいものである。
皮のコートはクリーニングに出しません。
おしまい