「楽しい」と思えていた年中行事もだんだん煩わしく・・・―なんだかやや憂鬱な季節、また巡ってきた衣替え―Ⅰ

今年もまた衣替えの季節がやってきた。

今年も・・といっても、1年に2回巡ってくるわけで、春と秋の恒例行事ということになる。

 

最近ではこの「1年に2回」という奴がどんどん早まっているようで、なんだか1,2ヶ月くらいしか経っていないような感覚である。

ここ数年は

「あれっ?!?このあいだやったばかりじゃなかったっけ!?!」

と、感じるようになってきた。

 

というわけで、先日も、夏のスーツやジャケットを抱えて、馴染みのクリーニング屋さんに行ってきた。

その量にいささかゲンナリする。

 

このクリーニング屋さんは、ありがたいことに1シーズンごと、その前のシーズンの衣類を預かっていてくれる。

つまり、半年間預けっぱなしで、次のシーズンが来たら取りに行くだけでいいのだ。

 

まあそんなありがたいシステムで回してもらっていたのだが、その1年にたった2回しかないセレモニーさえ、先述のようになんだか頻繁に思えてきて、面倒臭くなってきた。

以前は、それなりに「楽しい」と思えた年中行事も煩わしくなってきたのである。

 

ふと気づいたのは、季節ごとに交換するとき、

「そんなに何回も着ていないなあ・・・」

と思える服が多くなってきた、ということである。

「これ、1回か2回着たっけ?!?」

というものも少なくない。

 

ひとシーズンは約半年、180日間の間にあれこれと服を着替えながら生活をする。

私の場合、月曜から金曜まではビジネス、土日の週末はプライベートな時間ということになる。

 

ビジネスでは、シャツにジャケット、パンツ、ネクタイといった衣類を毎日とっかえひっかえ着ている。

これに費やす日数が一番多いはずであるが、今回の衣替えで、そんなに着ていないものも多いな、と気がついた。

 

週末のプライベートな時間に着るカジュアルな衣類にいたっては、いくらも着なかったものも多く見られた。

今年の春から夏にかけては、新型コロナウイルス禍のせいもあって、ほとんどアクティブに動けなかったから、なおさらだったのかも知れない。

 

         こういうロケーションだとカジュアルも映えますな(*^^)v

つづく