愛の言葉より戯言(たわごと)から―恋愛論をサンプルに「情報発信(アウトプット)」について考える―Ⅰ

私はこれまで、もう一つの専門業であるコンサルタントの立場で、経営者の行なうべき「情報発信」の重要性について、いろいろな機会を通じて述べてきました。

その内容は、実に様々な項目に渡っていたことになります。

 

「情報発信(アウトプット)」について、その理由、発信すべきコンテンツ、取れる手段、使用する媒体、ネタの見つけ方、続けるためのコツ・・・等々。

どういったことが大事なのか、壁にぶつかったときどう対処すべきか、といった様々なポイントについてお伝えしてきたことになります。

 

そして、全体的には、プロの立場で真面目に経営をご支援していく、というスタンスを取ってきました。

そんな事情もあって、もともとお伝えしたいことについては、多少、堅い表現や言い回しになることが多かったのですが、それは仕方のないところではありました。

 

今回は、ここまで私の述べてきたこと(経営者による「情報発信(アウトプット)支援」ということになりますが・・)を、ちょっとくだけた感じの、他の人の意見を参考に検討し、解説してみたいと思っています。

ただ、そのサンプルが人によっては、やや不謹慎に思えるかも知れないので、事前にそのことだけはお断りしておきます。

 

私としてはどなたも不愉快にさせる気など毛頭なく、ちょっと面白い事例だな、と思ったのでご紹介するだけのことです。

まあ、ひとつの興味深い意見として読んでみて下さい。

 

前置きが長くなりましたが、それはある女性のエッセイを読んだ時のことです。

彼女の指摘に

「ヘぇー、なるほどそうなのか!そんなものなのか!」

と思ったのでご紹介します。

 

書いたのは、鈴木涼美さん、慶応大学卒、日経記者を経た現在フリーライターの女性です。

彼女が、ある雑誌に書いていた「愛の言葉より戯言(たわごと)から」というタイトルのエッセイの中の一文です。

男女のちょっとした駆け引きの機微について書いた恋愛論のようなものです。

 

私は彼女の記述から、私が取り組んでいるテーマについても、とても面白い切り口のようなものを発見しました。

皆さんが読まれても興味深い点が多いと思います。

次回からご紹介していきますので、ぜひ読んでみて下さい。

 

 

つづく 

      ラジオで情報発信