日本の音楽レベルも相当上がってきた―楽しいのはラジオの時間、私がこれまで選んできた音楽―Ⅲ(つづく)
山下達郎「レッツ・キス・ザサン」
久保田利伸「Missing」
スティング(THE POLICEのベストアルバムから)「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」
さて、白鳥英美子さんの「アメイジング・グレイス」に続いて上の3曲を選んだ私。
それぞれ解説していきたいと思います。
山下達郎の「レッツ・キス・ザサン」は、日本語の題名を「愛を描いて」と言い、夏を代表するような曲です。
同じような路線のヒット曲に「ライド・オン・タイム」がありますが、私はどちら好きです。
夏をもろに謳歌しているようなイメージの名曲だと思います。
山下達郎といえば、「クリスマス・イブ」があまりにヒットしたため、「山下達郎」を冬の季語にします、などとふざけたことを抜かした女性俳人がいました。
私など山達を昔から知っている人間にとっては
「バカヤロー!山下達郎は夏に決まっているだろうがっ!!」
ということになるのですが、後で調べたらどちらに使ってもいい、とのことでした。
久保田利伸の「Missing」は、今さらごちゃごちゃ述べるまでもない名曲です。
私は初めて久保田利伸が歌っているのをテレビで見たとき、こんなうまい人が日本にもいるんだ、と思いました。
その後も注目していたら、しばらくして出てきたのがこの曲でした。
こういう曲を作れる人が出てきたということは、日本の音楽レベルも相当上がってきたんだなあ・・・と、思わせた1曲だったのです。
最も歌のうまい歌手の一人ではないかと思います。
スティングの「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」は、確か映画「レオン」で使われて大ヒットしたのではないか、と記憶しています。
哀愁漂う名曲で、スティングらしい1曲ではないか、と思います。
私はスティングの大ファンという訳ではありません。
しかし、この曲をはじめスティングは「THE POLICE」というバンドに所属していた頃の曲が私には耳に馴染めて好きなものが多いのです。
つづく