あのときの私には先見性があったのか?―「トライアル&エラーの勧め」再び―Ⅰ
昔、何かの論文募集に「トライアル&エラーの勧め」というタイトルで応募したことがありました。
そのときの募集テーマに相応しい内容の論文だったと記憶しています。
それは
―世の中の変化があまりに早くて激しいので、ボクシングのジャブを打つようにトライしては様子を見て、よければ前に進むし、ダメなようであればすぐ引っ込める、それを繰り返しながら、事業の方向性を微調整していくのが現代の経営に合っているのではないか・・・―
というような内容のものでした。
税理士として、地域の顧客中小企業との仕事を通じて感じたことを、事例を交えながら結構な分量書いて提出したことを覚えています。
そうそう思い出しました。
確か、町(町村合併で市になる前)が募集した「未来への挑戦」みたいなテーマの論文だったと思います。
内容には自信があったのですが、採用されませんでした。
後で、採用された論文を読んでみると、無難な大して面白くもない内容だったように記憶しています。(なにせだいぶ昔のことですので・・)
さて、あれから約20年経ちました。
世の中の状況は変わったのでしょうか。
「トライアル&エラー」の手法は、もはや現代の経営には合わなくなってきているのでしょうか。
そんなことを考えながら、インターネットのニュースを見ていたら、面白い記事に遭遇しましたので、次回からご紹介してみたいと思います。
つづく