広告宣伝、その方法論と効果を考える―成果に期待、経営者が手掛ける情報発信― Ⅲ(おしまい)
これまで述べてきたような意味で、私はこの方法論を「第3の広告戦略」といった呼び方をしてみました。
この「第3の広告戦略」には、他の2者と明らかな違いがあります。
「直訴広告」にしても「イメージ広告」にしても、「広告費」という企業にとっては多額のお金がかかるという点がその特徴であり、負担でもあります。
その点、「第3の広告戦略」は大きな費用がかかりません。
費用をかけないことを目指していた訳ではありませんが、結果的にはそうなるのです。
他の2者、即ち普通の広告には、なぜそんなにお金がかかるのでしょうか。
それはその制作や媒体への掲載を、それぞれ専門のプロに頼まなくてはならないからです。
「直訴広告」のデザイン料や印刷コストは、昔に比べてかなり下がったとはいえ、専門家に頼まなければならないことに変わりはありません。
ましてや「イメージ広告」については、かなり莫大な経費をかけているはずです。
「第3の広告戦略」は、経営者自身に一見広告には見えない情報発信をしてもらうことで、広告に近い効果を上げようというものです。
コストがかからない代わりに、社長ご本人に多少の汗をかいてもらうことにはなります。
しかしその分、費用対効果には大きな期待が持てるのです。
無理とか面倒とか言う声も聞こえてきそうですが、私が経験しまとめた考えた方法論をを使って、発信する内容を整理し準備をすれば思ったよりもずっと簡単にその世界を手にすることができるはずです。
このコストパフォーマンスに極めて優れた「第3の広告戦略」を使ってみない手はないと思うのですが、いかがですか。
と、なんだか宣伝みたいになってしまいましたが、実際このメソッドを伝えるべく別会社を発足させました。
興味のある方はHPを見てみて下さい。
(株)メディアコネクション、といいます。
なかなか面白いですよ。
おしまい