町内唯一の生き残りとして思うこと
―町の変遷と私が取り組んできたこと―Ⅹ

「販売促進」に関しては、その他にも近隣の役場のロビーに設置された電光案内番への広告、やはり近隣の自治体より発送される封筒への広告出稿など、役所関係での広告宣伝を継続的に行なっています。

役場というのは、地方では数少ない、多くの人が出入りする場でもあります。

 

この、ややお堅いイメージの自治体での広告と会計事務所の相性はそう悪いものではない、と思っています。

とはいえ、これに関しては反応がどんどん来るということも特にありません。

 

電話帳広告は、かつて地域での広告伝達において定番の媒体でしたが、ネットがここまで普及した現在、やや古めかしさは否めません。

電話帳そのものも薄く、エリアが細かく切り取られたものに変わっており、載せないという選択はないものの宣伝効果はほとんど期待できません。

 

これに対して、かなりアクティブに動かしているのは地方メディアでの露出になります。

特に地域FMにおけるビジネス番組は、レギュラーとして既に6年目に入っており、定番化しています。

税理士という立場を活かして「地元経営者の経営支援」をテーマにタイムリーな話題を提供しています。

 

一般メディアのいいところは、業界の人だけ、或いは関係のある人だけが見たり聞いたりしている訳ではなく、いろいろな人にアピールできるので、地元での知名度が広がります。

生の声を届けることのできるラジオという媒体はこれからも大事にしていきたいと思っています。

 

つづく