バーチャルとリアルの間を埋めるもの―情報発信の信頼性を担保する地方メディア―Ⅳ(おしまい)

新聞の連載については、担当の記者さんからいろいろと修正が入ります。

法務上問題になるような修正というものはほとんどありませんが、読者に分かりにくいのではないか、という点については的確な指摘を受けます。

その点は向こうがプロですので、文章の質が向上することは確かです。

 

情報発信については極めて使い勝手がよく、気軽に利用できるのがネット、SNSの世界です。

これに加えて、リアルな世界の一つである従来のメディアに取り上げられることで、その情報発信により厚みがつくことになるのです。

この「厚み」というのは、「情報の信頼性」と言い換えることもできます。

 

マスメディアという第3者機関を通過したということは、情報の内容についていわば社会的な承認が成されたということになります。

これは情報の受け手側にとって無意識の信頼につながるのではないでしょうか。

そういう意味では、従来のメディアはまだまだ人々にとっての情報源として重要な位置を占めているのです。

 

このように、経営者が行なう情報発信として「地方メディア」を活用することは、いろいろな角度から見てもかなり意義のあることなのです。

20年来「地方メディア」とのお付き合いを続けてきた私は、このことを強く実感します。

私が、多くの経営者の皆さんに「地方メディアを利用した情報発信」にチャレンジしていただきたいと思っている所以です。

 

 

おしまい