何故やらない!?Ⅱ
地方の中小企業の経営がうまくいかない・・この点をこれから書くような「例え」で考えてみよう。
50年前、昭和の時代に親父さんが始めた事業を、平成に入ってしばらくしてから継いだ2代目がいる(とする)。
事業の経営手法は、創業者である親父さんに敬意を払って(?)ほとんど変えずに2代目もやり続けている(とする)。
彼(2代目)の心の声・・・・・
『何故だかちっとも商売がよくならない。
親父に言われたとおりにやっているんだが・・・何故だろう?
インターネットやSNSを事業に活かそうと試みたこともあったが、親父があまりいい顔しないので途中でやめてしまった。
同級生の○○のところはネットでずいぶん売れていると聞いた。
それに比べてこっちはちっとも商売がうまくいかない・・・・何故だろう??
親父は
「俺はこうやって成功してきた。俺の言ってる通りにやっていれば間違いないんだ。」
としか言わないので、その通りにやっている。
でも、あの頃からすると町の人口も半分になったよなあ。
なんか違うような気もするけど、親父がそう言うんだから間違いないんだろう。
それにしても商売がうまくいかないなあ・・・何故だろう??』
つづく