広告でも広報でもない第3の広告戦略13

最後に地域メディアを活用した広告戦略という観点で考えてみたいと思います。

地方にはその地方独自のメディアがあります。

地方テレビ局、ラジオ局、地域FM放送、新聞の地方紙、タウン誌などです。

 

これらのメディアはそれぞれ常に広告主を探しています。

既にこれらのメディアと契約し広告を流している地方企業も多い事でしょう。

 

全国区のメディアほどではないにしろ、地方メディアを使った広告宣伝にもお金がかかります。

広告宣伝費は企業にとってそれほど小さな負担ではありません。

費用をかけないでマスメディアを利用する方法はないものでしょうか。

 

お金をかけない宣伝方法にいわゆる「パブリシティー広告」という手法があります。

パブリシティーは、メディア側から取材の依頼を受けて番組や記事として通常単発で取り上げてもらうものです。

 

パブリシティー広告も広く知られた広告宣伝の手法であり、上手にマスコミに取り上げられるための解説本なども公開されているようです。

 

このように、お金をかけて行なう広告宣伝、記事や番組で取り上げてもらうパブリシティー、この二つがマスメディアを使った広告宣伝の手法としてこれまで認識されてきました。

 

 

 

つづく