ブルゾンとパーカⅣ

ブルゾンと言えば、何といってもバラクータのG9が頭に浮かぶ。

どうやって手に入れたのかどうにも思い出せないのだが、とにかく、20代から30代にかけて赤いG9を所有していた。

 

赤はかなり目立ったはずだが、ブルージーン(この表現も古いけど・・)との相性も良く、着用頻度は高かった

イギリス製で素材は上質のエジプト綿100%、絶妙な厚みなので春秋はシャツやトレーナー、Tシャツの上に、冬は間にセーターを着込んで、と出番が多かった。

さすがに真夏に着ることはなかったが、ほぼ年間を通して活躍したのである。

 

これは同じタイプで「ウエイアウト」という日本のブランドのベージュのものも持っていた。

そういえば、当時は「ブルゾン」とは呼ばずに「スイングトップ」と呼んでいたような気がする。

 

「スイングトップ」という呼び名は、それまでの「ジャンパー」という呼び方よりも少し洒落ていて、軽快な印象があった。

「ジャンパー」というと、競馬新聞を手に赤鉛筆を耳に挟んだおっさんを彷彿させたのである。

 

この赤いG9もいつの間にかなくなってしまった。

今は、数年前G9が懐かしくて、オレンジ色のものを通販で購入し愛用している。

 

 

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つづく