レンガ運びでヘロヘロに・・・―「ワイルドネス クッキング」に挑戦!・・しようかと思って―Ⅳ
ユーチューブで見た野趣あふれる野外料理を作る番組(於アゼルバイジャン)に触発されて、庭にかまどをセットしたくなり、ホームセンターまで耐火煉瓦を探しに行った私。
首尾よくドンピシャのレンガを見つけることができただけでなく、かまどの作り方のイラストまで参考にすることができたのはラッキーであった。
そのイラストの下には、必要なレンガの種類と全部の個数がわかるように示してある。
プラス、かまどの作り方が分解された形で書いてあるので助かった。
おまけに、レンガにかかるトータルの価格も準備良く表示されている。
耐火煉瓦の大きさは3パターンに分かれており、大きなプレート状のもの、普通の大きさのもの、その半分のものの3種類があった。
かまど作りに必要なそれぞれの個数も、細かく解説用のイラストを描いた紙に書かれている。
私は、このイラストをスマホのカメラに収めると、ホームセンターの中に入り、係の人を呼び止めて、耐火煉瓦が欲しい旨を伝えた。
すべての価格を計算し、支払ったら一緒にレンガを車に積み込む。
かまどの下に敷くプレート状の大きなものは、なかなか重く、二人で抱えた。
ところで、こうやって二人で積み込むのはいいが、家に着いたらこれを一人で降ろすことになる。
そうしたあと、玄関から家の中を抜けて、庭まで運び、かまどの形にセットしなければならない。
考えただけでぞっとする。
「こりゃあ大変だぞ。」
と予想した通り、すべてのレンガを下ろして、かまどを作るのはなかなかしんどい作業となったのである。
玄関前に車を止めた私は、まず玄関からすぐ中の上り口のところにすべてのレンガを運び込んだ。
その後、庭へのガラス戸をすべて開け放って、庭先へとレンガを運び込んだのである。
この慣れない二度の作業ですっかりヘロヘロになってしまった。
が、だからといってぐったりもしていられない。
庭でレンガをかまどの形に組み直さなければならないからだ。
庭先の位置を決めて、かまど作りを始める。
まあ、そもそもセメントとかで塗り固めるわけではない。
イラストに沿ってレンガを置いていくだけなので、これはどうということのない作業である。
その後、あれこれ燃焼効率などを考えながら、少しアレンジを加えて形を整えていく。
そうやって、ようやくかまどらしい形を作り上げることができた。
さっそく火をつけてみました。
つづく