昼間っからビールで乾杯!!―お久しぶりの社員旅行顛末記―Ⅲ

新幹線とはまことに便利なもので、くだんの「灰干し弁当」を食べ終えるか終えないうちに、長崎への乗換駅「新鳥栖」に着きました。

ここで、在来線の特急に乗り換えます。

 

ちなみに、この2,3日後に長崎新幹線のオープンを控えていたために、在来線の特急に乗るのはこれが最後のチャンスでした。

新しい新幹線に乗れなくて残念、という考え方もあれば、在来線最後の特急に乗れて良かった、という見方もできます。

今回は、まあ後者ということで・・・

 

乗り換えの待ち時間は約15分、ここでもみんなは、駅構内のコンビニで、なにやらお菓子や飲み物などを調達しています。

まあ、なんというか、はしゃぎまくっていて実に楽しそうであります。

 

在来線を待つ駅のホームは、9月も半ばというのに照り付ける日差しはまだ強く、朝も早かったので、へえへえとすでにややバテ気味です。

ということで、在来線特急に乗り込むや否や、さっそく保冷バッグから取り出したビールでのどを潤します。

 

在来線特急「かもめ」からの美しい景色を眺めながら、お昼ちょっと前に、長崎駅に到着。

ホテルまでは専用バスがお迎えに来てくれるということで、それまでに約1時間。

この間を利用して、お昼を済ますことにします。

長崎駅ではアイドルがお迎え。ファンのH君と。

 

長崎駅のビルは、新幹線開通に合わせて新しくなっており、駅構内は「長崎街道カモメ市場」とのネーミングで、土産物屋や飲食店などが多数出展していました。

以前、長崎は「食い倒れ」の街とも聞いたことがあります。

その名に恥じず、おいしそうな飲食店が軒を連ねていました。

 

そのうちの一軒に、部長のSさんたちと入ります。

昼食と言いながら、おつまみに合うタイプの料理とビールを注文。

ここでもアルコールで乾杯。

ワイワイやっているうちにあっという間に1時間経ちました。

昼間っからビールで乾杯。

 

ホテルまでのバスは、マイクロバスなどではなく、意外にもかなり大型のもので、私たちのグループのほかにもお客さんを乗せて出発です。

この日の宿泊は伊王島のリゾートホテル。

目的地の伊王島まで、長崎市内を抜けて約50分、バスの観光を楽しみます。

 

なんといって途中の圧巻は「伊王島大橋」で、本土から伊王島にかかる大きな橋は長さも高さも圧倒的です。

左右に壮大な海の景色を眺めなら、島へと渡り、目的地のホテルについたのはまだほんの昼過ぎでした。

 

 

つづく