電卓と決算表

非課税・不課税・免税の違い ~後編~

【こんなときはどう処理する?】

課税か非課税、不課税かなどを判断するのはなかなか難しいのが実情です。自社でよく行う取引については、あらかじめ判定の一覧表などを作成しておくとよいでしょう。以下に、間違いやすい例をあげてみました。

1.出張の日当、交通費、宿泊費などは国内か海外かで異なる

原則として海外出張の費用は不課税です。

2.冠婚葬祭の費用は金銭支出か物品購入かで異なる

冠婚葬祭についての費用は、金銭の支出か物品を購入して贈るかによって異なります。

・祝い金、見舞金、香典など…不課税取引

・花束、花輪、果物等の贈答…課税取引

3.接待ゴルフの費用には不課税のものも含まれている

ゴルフ場利用税は不課税です。

・ゴルフのプレー代金………課税

・ゴルフ場利用税……………不課税

・キャディー等へのチップ……不課税

・ゴルフコンペの商品購入…課税

4.ガソリンと軽油では消費税の処理が異なる

ガソリンと軽油では消費税の処理が異なります。ガソリン代は課税仕入れになりますが、軽油は購入代金のうち、軽油引取税部分が不課税になります。

・購入時の明細書に「軽油代」と「軽油引取税」が区分表示されていれば、軽油代のみ課税仕入れになります。区分されていなければ、全額が課税仕入れになります。