電卓と決算表

レジ現金の取扱方法について

 

 

レジのお金と売上がなかなか合わず、苦労した経験のある経営者・担当者の方は多くいらっしゃると思います。現金商売では日々、レジ現金の出し入れが頻繁に行われる為、つい現金の取り扱いがルーズになりがちです。レジの現金管理の基本が守られているか確認していきましょう。

 

基本1 レジの現金は売上代金と釣り銭の支払いに限定しましょう!

・お客様から頂く代金と釣り銭の支払限定する

・経費の精算などは、レジのお金ではなく小口現金で対応する

 

基本2 開店前に釣り銭だけを入れておく!

・余分なお金は入れず毎日同額、同金種の釣り銭を設定し入れておく

 

基本3 毎日閉店後の残高を確認する!

・実際の現金残高と、レジの入金額があっているか確認する

・差異が出た時は必ず原因を解明する

 

基本4 売上代金は専用の預金口座を作り全額預けるようにしましょう!

・原則、毎日ATMや夜間金庫で預金口座に入れる

(専用の口座を作ることにより営業日ごとの売上が通帳上で把握できる)

 

 以上、4点を取り上げてみましたが、貴社はいかがでしたか?取組が甘くはなっていませんか?また、現金担当者は1人ではなく2人以上(社長など)で確認するなどの対応が望ましいです。確認や不正防止の為にもなりますし、意識の向上にも繋がるのではないでしょうか。

 

 

レジの現金管理チェックリスト

 

□①レジの中の現金は金種ごとに分けて、常に整理しているか。

□②早番と遅番が引継を行うときは、双方立会の下、現金の確認をしているか。

□③閉店後などにレジの金額を確認するときは2人以上で行っているか。

□④特に現金が多額な場合、2人以上で預入に行くようにしているか。

□⑤社長(または上司)は定期的にレジの現金管理をチェックし指導しているか。

□⑥自社独自の管理方法が実施されているかチェックしたか。