20分歩いて2台の車―東京での一日、極めて健康的な世界―Ⅰ
上京したときの過ごし方を振り返ってみます。
まず、朝は6時少し前に起きます。前日、寝る前に翌日着る服の準備はすべて枕元に並べて済ませておきます。
そうして、起きたらとっとと出かけないとラジオ体操の始まる時間に間に合わないからです。
そうなのです。
私は、東京にいるときは、雨が降っていない限り、歩いて20分の「有栖川記念公園」で、6時半から始まるラジオ体操をしに、毎朝必ず出かけていくのです。
途中、住宅街の裏通りを選んで歩きます。
大都会東京とはいえ、その時間だと車はほとんど走っていません。
今朝も、公園に着くまで、出会った車は後ろからきた1台、前からすれ違った1台の2台でした。
20分歩いて2台しか出会わないというのは、歩いていてほとんどストレスを感じない、ということにもなります。
ただ、この1年はマスクの着用が当たり前の世界になっていますので、そこがちょっと鬱陶しいところです。
私は、人通りが全くなければマスクを外して歩きますが、向こうからマスクをつけた人が歩いてきたときには、こちらもかけてすれ違うようにしています。
住宅街の裏通りといっても、そこそこの幅はありますので、車が来なければゆったりと歩けます。
一人で、そういった空間の中にいるときは、マスクをする必要などないでしょう。
テレビのコメンテーターの中には
「人がすれ違っただけでうつる」
などと馬鹿な発言をしているアホもいるようですが、
「広い空間の中ですれ違っただけでうつるそんな疫病があったら証明してみろ!」
と言いたいところです。
話が逸れてしまいました。
そうやって歩いて、公園に着いたときは、私もマスクをつけます。
一応、ある程度の人が集まっていますので、そこは気を付けるようにしています。
とはいえ、ラジオ体操が始まって、他の人との距離を十分とり、広場の真ん中に向かったときは、やはりマスクは外します。
マスクをつけたままの人と、外している人は半々くらいでしょうか。
なんだか、マスクの話ばかりになってしまいましたが、私は、マスクをつけているのが日常、という世界から一日でも早く脱したいと思っています。
街行くみんながマスクをつけいるのが当たり前、というのはどう考えても異常事態です。
これはメインストリートです。
つづく