切っても切れない関係―マーケティングと「情報発信(アウトプット)」の関係について―Ⅰ

今回は、マーケティングと「情報発信(アウトプット)」の関係について、かなり本質的なロジックを展開してみたいと思います。

というのは、「マーケティング」は私の以前からのライフワークであり、「情報発信(アウトプット)」は近年本気で取り組んでいる私の最も重要なテーマだからです。

 

これまで、この両者を特に関係づけて考察することはありませんでした。

しかし、よく考えてみるとこの二つは、ある意味、切っても切れない関係であることに気がついたのです。

 

この両者について深く考察することは、今後も私の大きなテーマになると思います。

私にとって大きなテーマであるということは、おそらくこのブログを読んでくださる経営者の皆様にとっても、かなり重要なテーマといえるのではないでしょうか。

 

私はこれまで、

「企業の持つ無形の資産である、積み重ねてきた歴史やこだわり、守ってきた思い、姿勢といったものをきちんと整理して、経営者自らの手で外に向かって発信すれば、それは世の中に大いにプラスの印象として伝わり、ひいては企業業績の向上に貢献しますよ。」

といったロジックで、「情報発信(アウトプット)」の持つ販売促進効果について繰り返し述べてきました。

これが、私がかねてから申し上げている「情報発信(アウトプット)」が、現代の企業経営に大きくプラスに働く、というメソッドの基本であることに変わりはありません。

 

ただし、このコンテンツに限って言えば「これまで・・」という前提が必ず付くことになります。

つまり「過去」における積み重ねを、一つの資産として考えてみましょう、というものでした。

 

もちろんこれが、経営者における「情報発信(アウトプット)」の基礎になることは間違いないのですが、このコンテンツだけでいつまでも「情報発信(アウトプット)」を続けることは、実質的に難しくなってきます。

これだけでは、継続的に「情報発信(アウトプット)」を続けるための「量」を確保することが困難になってくるからです。

 

どういうことでしょうか。

それは、いわゆる「ネタが尽きる」という奴です。

このやっかいな課題を解消するにはどうしたらいいでしょうか。

 

 

つづく