住民負担の軽減化を・・・―ゲシュタルト崩壊を起こしそうになった話、もちっと工夫はできないのか!?!―Ⅲ(おしまい)

同じ地名を繰り返し書かなければならない私と母の住所表記。

介護関係の書類の提出時に、この住所表記を20枚近く書かされた私は、まさに「ゲシュタルト崩壊」を起こしそう寸前でした。

 

意味もなく同じことを繰り返すことで、精神に異常をきたすという「ゲシュタルト崩壊」。

「必要な書類に住所や名前を書くことに意味がない、とは言えないじゃないか。」

という意見もあるでしょう。

確かにその通りです。

 

しかし、PC(パソコン)というものが、世の中の隅々にまで普及している現代社会です。

住所や名前など1回入力すれば、あとはそれをシステムの中で、必要な箇所に上書きし続けることなど造作もないことでしょう。

 

世界の先進国の中でも、日本がIT化に遅れているといわれる所以ではないでしょうか。

住所表記の中でも、特に繰り返しの多い我が住む町の現状に、この「日本のIT化の後れ」という大きな課題に改めて気付かされたわけです。

 

ちなみに私の町の住所表記がいかに異常事態か、下記の表記を見ていただければ一目瞭然でしょう。

以前、このブログでも取り上げたことがありますが、以下のような表記の住所がありました。

志布志市志布志町志布志志布志市役所志布志支所

わかります?

どこで切っていいのか。

少し読みやすくしますね。

志布志市 志布志町 志布志 志布志市役所 志布志支所

なんと「志布志」という表記が5回も出てきます。

 

これは昔「トリビア」というテレビ番組で「こんな住所がありまっせ!」と、取り上げられたので、記憶に残っている方もいらっしゃるかも知れません。

確か、「80ヘェー」くらいを獲得したはずです。

 

まあ、今回は

「同じことを繰り返し書かなくて済むように、もっとコンピュータのシステムかなんかでどうにかならんのかいっ!」

という趣旨でこのブログを書いたのですが、一方で、上記の住所表記も

「自治体の方でもう少しどうにかならんのかいっ!」

と叫びたくなります。

 

まあともかく、日本のお役所に必要な提出書類を書くというのは、何かと面倒な作業です。

全体的にもう少し簡略化を望みたいところです。

 

そして、我が住む町の場合、とにもかくにも住民に「ゲシュタルト崩壊」を起こさせるような現状は、早急にどうにかして欲しいものであります。

 

            海に面したいい港町なんですけどね・・・・

おしまい