ちょっと回り道見える「情報発信(アウトプット)」が効果的―現代経営に不可欠な「先見性」を手にするには―Ⅴ(おしまい)

経営者が「先見性」を持つには、世の中のいろいろな情報に精通すること、即ちインプットが大事であり、いろいろな知識を仕入れなければならないというのは当然のことであります。

しかし、それによって「判断力」まで養うとすれば、それらを今度はアウトプット、即ち「情報発信(アウトプット)」していく力をつけなければなりません。

 

私は、常々経営者の行なう「情報発信(アウトプット)」は、自らのビジネスや専門性から離れたものであってはならず、何かしらそれらとの接点を有するものである必要性がある、という点を強調してきました。

 

したがって、上記の「情報発信(アウトプット)」作業は、常に現在経営者が向き合っている事業との接点を図りながら行なうことになります。

そのプロセスの中で、現在進行中の事業に関する新しい知識や情報の重要性や発展性といったものへの判断力が磨かれるのです。

 

ここにおいても、情報のインプットとアウトプットは常にペアで捉えるべき、ということの必然性、重要性が理解されるではないでしょうか。

一見、何の接点もないように見える、この「先見性」と「情報発信(アウトプット)」との関係がここで明らかにされるのです。

 

そもそも「情報発信(アウトプット)」そのものは、何らかの媒体を使用して自らの意思で行なうものです。

それは、何かの目的をもって行われなければ意味のないものといえましょう。

 

一方、「先見性」は経営者にとって極めて大事な資質であり、経営にとっては重要な要素といえます。

「情報発信(アウトプット)」が「先見性」の獲得に効果的であるとすれば、この作業を怠るわけにはいきません。

 

「情報発信(アウトプット)」の持つ、こういったいわば効能というものを、さらに信じて実践していけば、それが事業の発展へと繋がることは疑う余地がありません。

「先見性」を獲得するためのちょっと回り道見える「情報発信(アウトプット)」に、是非積極的に取り組んでみてください。

 

 

おしまい