「情報発信(アウトプット)」は、現代経営者の取り組むべき必須アイテム―人生における現代的な力量の配分とは・・―Ⅱ
年収の10%を自己投資に回すべし、というビジネス原則を唱える書籍を読んだ私。
「ビジネスパーソンとしての成功への法則」に、この「自己投資10%説」のような、いわば「原理原則的にいえること」がある一方で、近年浮上してきたような「その時代に応じた考え方、やり方」というものもあるのではないか、というのが私の考えであります。
ビジネス原則の中には、そのまま普遍的な原則として長く残るものもあれば、一過性のものとして消えていくものもあります。
なにが普遍的なものまで昇格するのか、一過性で終わるのか、今のところ何ともいえません。
しかし、そんな中で、私は普遍的な原則として残るであろうものの一つが「経営者による「情報発信」(アウトプット)」だろうと思っています。
何故そう言えるのでしょうか。
「情報発信(アウトプット)」は、現代を生きる経営者の取り組むべき必須アイテムと私は考えるのです。
しかも、少なくとも一過性ということではなく、現代ビジネスにおいて「情報発信(アウトプット)」の重要性がしばらく続くものであることだけは間違いありません。
さて、「情報発信(アウトプット)」の重要性については、昔はそれほど要請されていませんでした。
というのは、インターネットが存在せず、SNSなどの通信手段が存在しなかったという点と、その必要性が今ほど問われていなかったからにほかなりません。
現状、問われているのは
「せっかくそういった手段を手にしたのだから、まあやらないよりは、やった方がいいだろう。」
というレベルの話ではありません。
つまり「余力があれば・・」ということではないのです。
余力があろうがなかろうが、やらなければならない時代になった。
「情報発信(アウトプット)」は「やらなかったらもったいない。」というだけではなく、もはや「やらなければならない」時代になったのです。
情報発信はビジネスにとって必須事項
つづく