読むことへの集中力が著しく落ちてきた―これは「ヤバい」現象なのか?!?
最近、文章を読む際の集中力のなさに愕然とすることが多くなった。
何か必要な文章を読んでいるときも、眼では文字面を追いながら、ほとんど同時に頭の中では全く別のことを考えている。
当然、文章の中身は全く頭に入ってこないので、再び読み返すことになる。
すると、2回目もまたほかのことを同時進行に考えながら、文字だけを目で追っている自分がいる。
このとき、文字を読んでいないわけではない。
ちゃんと文字は視界に捉えているのだ。
ただ、その文章の内容、意味というものは全く脳裏に刻まれていないのである。
とはいえ、必要性があって読んでいる文章なので、また読み返すことになる。
3回、4回と同じところを繰り返し目で追う羽目になるのだ。
これが書籍の場合、やたら時間がかかって仕方がない割にはあまり頭に残っていない、という最悪の事態になる。
ようやく1冊読み終わったものの、その内容はほとんど頭に入っていないで、徒労感だけを感じるという結果になるのだ。
これはいったい何なのだろう?!?
単に集中力の衰えと言っていいのだろうか。
それとも加齢によって何か欠陥が生じたのであろうか。
さすがにこうやって文章を書いているとき、頭では全く別のことを考えている、ということはない。
そんな事態になったら、相当ヤバい!という話になる。
きっと、書かれた文章もめちゃくちゃなものになるだろう。
今でも集中力をちゃんと発揮できた時は、理解度などにおいてそこそこの成果が上がることがある。
その点においては、若い頃も今もあまり変わりはないように思う。
この状態をもっとキープできたらと思う。
最近、速読の本を買った。
読みたい本がいっぱいあるのに、ちっとも読書量の成果が上がらないからだ。
とはいえ、その本もまだ読んでいない。
この本を、集中力を高めて読み切ることができるだろうか。
それが目下の課題である。
頭に入りませぬ;つД`)