地縁血縁義理人情ビジネスモデルの崩壊―新たな価値観の創造を模索する時代に―Ⅶ

かなり日本特有の、中でも地方において強みを発揮してきた「地縁血縁義理人情顔パスモデル」というビジネスモデルに代わって、私があれこれ考え、試行錯誤し、行き着いた手法が「情報発信(アウトプット)」を有効活用していく、という方法論でした。

 

ここに行き着いた背景には、なんといってもインターネットの発達ということがあります。

この媒体の発達なくしては、「情報発信(アウトプット)戦略」というビジネス戦略は成り立ちません。

 

個人レベルでも手軽にコストをかけることなく、自らの情報をマス市場に向かって発信できる、という人類史上初めてのテクノロジーを手に入れたのですから、ビジネスのスタイルが変わるのは当然といえば当然のことなのです。

 

ただ、ネットの世界を自らのビジネスに投影させながら、強力な媒体として利用していこうという機運はまだそれほど高くありません。

何故この世界の利用がなかなか進まないのでしょうか。

その理由は2つ考えられます。

 

1つは、この世界への理解がまだそれほど進んでいない(特に地方において)ということです。

利用に関する技術的な問題もさることながら、そもそも使おうとする以前に、ネットにまつわるネガティブな情報だけが誇張して伝わり、この世界に対するアレルギー反応の方が強いことが挙げられます。

 

この点は、利用に関するルールの徹底や注意すべきポイントなどの学習や理解が進めば解決できる問題と考えられます。

しかしながら、現状地方においてはネガティブな印象の方が勝っているように見えるのは残念なことです。

もっと前向きな姿勢が欲しいところです。

 

もう一つの問題は、コンテンツが不足しているということです。

本当は不足しているわけではなく、事業を続けている中でよく振り返ってみれば、それなりにコンテンツはあるはずなのですが、その探し方や作りこむ際のやり方がよくわからない、という状況のようです。

 

コンテンツについては、その探し方や探し出した元ネタを、対外的に打ち出せるようなきちんとした形にまで作りこむには、それなりの方法論やテクニックがあります。

したがって、これもそのコツさえつかめれば解決できる問題なのです。

 

 

つづく 

 

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海江田事務所は、少々不便な立地(かなり田舎なもので・・)です。
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とても感じの良い(?)女性スタッフが淹れたてのコーヒーでおもてなしいたします。

これまでの税理士事務所のイメージを覆すような明るい雰囲気。

是非、一度遊びに来てください。
税務に限らず、経営全般のごご相談に応じます。
5年後の我が社が「見える化」できてすごくよかった、というノウハウもありますよ。
皆様のお役立てることを心掛けています。