女子たちが最も気にするのはデザインでも色でもなく サイズである―ここ間違うといっぺんにダサくなる・・サイジングという魔物―Ⅲ

今着ている服とかにそんなに手を加えなくて、「流行遅れ!」というそしりを受けないですむ方法はないものか・・・・

 

そんなことあれこれ考えたところで、特にいい知恵も浮かんでこない。

そこで、カミさんや娘たちの言動を思い出して、一番文句を言われるのはどんな点なのか考えてみた。

 

そうすると、彼女たちが最も気にするのはデザインでも色でもない。

サイズであることを思い出したのである。

 

サイズがあっていないと結構厳しく指摘される。

私の場合、年々増加する体重と体形を無視して同じものを着ていると、

「お父さん服がパツパツでみっともない!」

と怒られる。

 

これが末っ子の息子になると、カミさんが

「なんでいつもそんなブカブカのだらしない服を着ているの!」

文句を言われている。

まあ確かに、見るからにだらんとした服である。

 

私の場合、

「おかしいな。ひとシーズンたんすに入れていたら、なんかちょっと縮んだみたいだ。」

などと言って、ごまかそうとしたが、

「そんなわけないじゃん!」

と一蹴されてしまった。

息子も

「ちゃんと身体に合った服を買ってきなさい!」

と怒られていた。

 

つまり、サイズのあっていない服を着ていると、異性の目が厳しいことを思い出したのだ。

まあ考えてみれば、男の場合、色やデザインだけでなく、サイズにも結構ルーズなのかも知れない。

 

つい、楽な服を選びがちになるのだ。

そういう意味ではオーバーサイズの服の方が楽である。

 

   このコートはジャストサイズなのですが、ちょっとタイトです。

 

つづく