登場する機会は少ないけど・・―万年筆三昧、久しぶりに手にした万年筆の書き味は?―Ⅰ
先日、10年ぶりくらいに万年筆を買った。
近年、多色ボールペンばかり買っていた(飛行機の機内販売で3回買いましたな。)ので、万年筆の購入は久しぶりである。
前回買った万年筆は、モンブランのボエムというシリーズの1本だった。
これはコンパクトにできており、キャップを外しておしりの方にくるくるとねじ込むと、ヘッドからゆっくりとペン先が登場するというちょっと凝った作りになっている。
クリップにはブルーの宝石のような石が埋め込まれており、これがこの製品の一つの特長になっている。
ペン先が収納されているときは全体として短い作りで、ポケットに刺すには便利な長さである。
こいつは書き味がなかなか優れていたので、買ってしばらくは使っていたが、普段の生活に万年筆の登場する機会は少ない。
ちょっと無理して、できるだけ使おうとしたものの、次第に使用回数も減って、そのうちビジネスバッグのペンホルダーに刺しっぱなしになってしまった。
モンブランのボエムです。
今回購入したのは、ペリカンのスーベレーンというシリーズの1本である。
キャップの色は黒、胴体の色がグリーンのものだ。
モンブランはこれまで先ほどのボエムと合わせて2本購入している。
ペリカンもずっと気になっていたものの、まだ手にしたことはなかった。
今回、購入に至ったのは、行きつけの蔦屋書店の文具売り場で、店の改装前大処分セールをやっていて、なんとペリカンが半額になっていたからである。
スーベレーンのような定番商品がセールになることは珍しい。
少し迷ったが、思い切って購入することにしたのだ。
ペリカンを買うとしたら、デザインはスーベレーンのような定番のもの、色はグリーンと決めていた。
今回はそのものずばりが、店頭に並んでいたので、つい買ってしまったのだった。
ペリカンのスーベレーンです。グリーンの色合いが美しい。
つづく