趣味はいるのか?―何もない人生と言われたとしても・・―Ⅱ

昔に比べて、酒量もお酒を飲む機会もかなり減ってきた私・・・

 

さあ、しかしそうなると、いよいよ趣味という奴がなくなってきた。

昔、自己紹介の趣味の欄に「飲酒」とまで書いた私であるが、酒を嗜むということがなくなると、「趣味は何ですか?」と聞かれたとき、何と答えようもなくなってきたのである。(「別に、無理に答えなくてもいいじゃん。」という説もあるにはあるが・・・)

 

で、「趣味」ということについて、改めて考えてみた。

というより、昔からこの「趣味」というテーマについては時々考えているのである。

確か、このブログでも書いたはずだ。

 

私は、静かに真面目にコツコツと仕事に打ち込む、といったタイプではない。

同じようなことをずっと繰り返すのがとても苦手な人間なのだ。

 

だから、仕事においても常に何か新しいチャンスはないか、面白い切り口はないものか、と考えている。

コツコツと仕事にいそしむタイプの人には、気持ちや頭の切り替えのために「趣味」という奴が必要かも知れない。

 

しかし、どうも私の場合は「それがなくては困る」という状況にはならないのである。

思い出してみると、ひたすらそういうもの(「趣味」みたいな)を追いかけたという覚えもない。

 

つまり、私はことさら「趣味」がなくても、常に何かしらの「切り替え」は自動的に行なっている、といっても差し支えないのである。

まあ、とはいえ「私の趣味は仕事です。」とかいうのも、カッコつけてるみたいで、なんか抵抗があるしなあ・・・

 

食通になる、ワインを極める、俳句を嗜む、ゴルフに上達する、バードウォッチングを始める、温泉を巡る、なんてアイテムも浮かんでくる。

友人には、そういった趣味を新しく始めた連中もいるらしい。

でも、今さら何かを極めるなんていうのもめんどくさいなあ・・・

 

         まあ、旅行は楽しいですが・・・

 

つづく