業界のあり方について根本から考えるⅦ
私は、まずこちら側からこの状況をぶち破ろうと考えた。
そう考えて、私の事務所で提供しているサービスの内容を棚卸してみたのである。
それを箇条書きにしてみただけで実に様々な内容のサービスを提供していることが判明した。
それは単に帳簿のチェックや数字の整理だけでなく、自然と資金繰りや経営判断の材料提供にまで及んでいる。
私はこれらのサービスを格安な料金で提供することは不可能と判断した。
但し
「うちのサービスは格安で提供することはできません。」
と、断言するにはそれなりの裏付けを示さなければならない。
そして、それらのサービスがお客さんの経営にとって不可欠なものであることを理解してもらわなければならないのである。
そう考えて私は1枚のパンフレットを作製した。
それが「コンサルティング会計お薦めします!」のチラシであった。
ぼやけてますが・・・
ここには、私が棚卸してみた事務所のサービスが書き連ねてある。
それは全てが標準的なサービスとして提供してきたものばかりではない。
中には多少レアなものも含まれている。
本来、別料金で請け負うべきであろうこれらのサービスもあえて標準サービスの中にぶち込んだのである。
つづく