複数のチャネルを駆使してマルチな展開にチャレンジ―マルチチャネル戦略、現代の「情報発信」は一筋縄ではいかない―Ⅲ
私は、同じFM局内に私専用のコーナーであるビジネス番組も持っていますが、そちらは同時進行で動画を流すなどの試みにはまだチャレンジしていません。
ただ、生放送風景は必ずスタッフの人に撮影してもらい、その日のFBにアップするようにしています。
以前は、たまにしかやってもらっていなかったこの撮影とFBへのアップも、それではもったいないなと、途中で気がつきました。
というのは、税理士がしゃべることで、すでに6年も続いているこんな番組は、少なくともほかの税理士さんのケースでは聞いたことがないからです。
そう思った私は、最近では必ず放送風景を撮影してもらい、それを毎回発信するようにしました。
ささやかな一歩ですが、こういう試みを続けることによって、私なりのマルチな「情報発信」の形を作ろうとしているのです。
私は、世の中の経営者にも、これと同じように考え、行動していただきたいと思っています。
どういうことかと言うと、これからのビジネスは、自身の事業の営業や販売においてマルチに展開するのはもちろんのこと、「情報発信」についても、複数のチャネルを駆使することで、マルチな展開にチャレンジしていただきたいのです。
とはいえ、販売におけるマルチチャネル構築は、ネット環境への設備投資や専任担当者の育成などにそれなりの時間とコストがかかると思われます。
しかし、「情報発信」におけるマルチチャネル化は、SNSなどのセッティングを行ない、あとは社長が発信することの努力をすれば済む話ですので、その気になって取り組めば実現は早いのです。
生放送風景
つづく