大掃除に際して思うこと―この紙の量はいったい・・・・―
年末、仕事納めの日は、朝から事務所中の大掃除をして、みんなでお昼を食べて解散。毎年このパターンで来ている。
私も自分の周りの不要になったもの(そのほとんどは紙類)を、ドサッと捨ててスッキリさせることにしているのだ。
そんなとき、毎年思うのは「日本という国はなんと紙類の多い国だことよ!」ということである。
もちろん、その紙類には様々な情報が文字で書かれている。
発信した側は、何らかの形で読んでもらいたくて書いたものだろうが、そのほとんどを私は読んでいない。
日本は食べ残しの廃棄量が世界一ということで問題になっているが、この紙類の廃棄量だって半端ではない。
近年、メールでのお知らせもかなり増えているので、少しは紙の方は減っているのだろうか。
私の事務所では3,4年前からFAXでのお知らせは、PCの画面で見るようにしている。
こっちの紙の量はかなりスリム化されたと思う。
今後、現代ビジネス社会を駆け巡るインフォメーションの総量はますます増えるだろうから、この壮大な紙の無駄が簡単に減るとは思えない。
情報伝達の効率化というのは人類の大きな課題かも知れないな、と思う。
そんなことを考えながらいらなくなった紙類の始末をしていたら、年末のゴミ回収の車がやってきた。
契約している業者さんの車である。
こうやって膨大な紙のゴミを去年も捨てたなあ・・・・と、思い出す。
まるで昨日のことのようだ。
来年はもう少しはスリム化されているのだろうか。