初めから他人の作ったものというのはどうなの?―オリジナリティこそが命、自分の言葉で情報発信― Ⅱ
おそらく、世の中に存在するであろう文章の代筆業者。(いわゆる「ゴーストライター」)
先述のように文章を書くのが苦手な経営者が
「わかった。情報発信がそれほど大事なのならば、そういう手を使ってもいいんじゃないか。」
と考えたとしても不思議ではありません。
確かに何も情報発信しないよりは、その方がはるかにましであることは間違いないと思います。
しかしちょっと待ってください。
そういった初めから他人の作ったものというのはどうなのでしょうか。
おそらく形は一見きれいに見えるかも知れませんが、何か物足りない、何か作り物、既製品、画一化商品の匂いがする、とならないでしょうか。
私が経営している別会社でも、そこのHPでは他社と契約してメルマガやニュースの配信を行なっています。
ただ、さほど効果はないようです。
記事もセレクトされており、形としてはきれいにレイアウトもされているのですが、何とも漂う「既製品」の臭いは消せません。
幸いにして私の事務所では、そのHPは自分たち自身でかなり動かしていますので、他社制作のメルマガやニュースは添え物的な役割となっています。
既製品を使うのであれば、こういったポジションが利用の仕方としてはちょうどいいのではないでしょうか。
これが全く自分たちで動かしていない中での他社頼りのものだと、独自性が見られないほとんど死んだも同然のHPとなってしまいます。
つまり、情報発信はいかに自分で行なうかが大事なのです。
つづく