台所はまるでラビリンス―カミさんのいない日々ー

初孫が生まれた長女のところ(東京ですが)へ、カミさんが行く機会が増えてきたので、一人で自炊する生活が多くなってきました。

老後の事前訓練と思えば、炊飯器でご飯を炊くのも特にどうってことはありません。

 

ただ、おかずのバリエーションの少なさには情けねえなあ・・と、我ながら悩む日々であります。

冷蔵庫の中の食材を見て思いつくのは、ほぼ炒め物ばかり・・・・

野菜とハムとか、ソーセージとか・・・

肉を炒めることもあまりないかな・・・・

傍目には侘しいおっさんの一人暮らしに見えるでしょうなあ・・・・

この(・・・・)の多い文章にも何とも歯切れの悪い日常が現れとりますな。

 

ふと思うのは、台所という領域は、普段それを使う人用にいろいろなものの配置が成されているんだなあ、ということです。

当然我が家の台所は、カミさんの使い勝手のいいようにいろんなものがしまわれている訳で、知らない私にとってはまるで未知のジャングルのようです。

この迷宮(ラビリンス)に迷い込んだ私が、たまにしか使わないくせに文句を言うのもなんですが、「何でこれがここにあるんだよっ!」と、思うこともしばしばです。

たぶん私が台所の主となったならば、私の使いやすいように配置するんだろうなあ・・・と、夢想したりしますが、ホントにそんな日が来たら大変だよなあ~、というのが今の偽らざる感想でもあります。

 

まあ、四苦八苦しながら、自炊したり外食したりしていればやがてカミさんは帰ってきます。

これが本当に独り身になったりしたら、その状況がずっと続くことになりますから、それに耐えきれるかどうかは何とも言えないところではあります。

こういう覚悟ができていないのが男の情けないところでですなあ・・・と、まあ今は他人事で済んでいることに感謝です。

という訳であと一週間。

孫と思いっきり楽しんだカミさんが上機嫌で帰ってくることをひたすら願うばかりであります。