業界団体と役職について―業界の人事から情報発信について考える―Ⅰ

世の中には、様々な業界団体や各種団体といった組織が存在します。

私は仕事柄、こういった様々な業界団体や組織とのお付き合いがあります。

そうすると、ときどきその団体なり組織の人事交代のお知らせが来ることがあります。

いわゆる任期満了に伴う役職の交代などといったケースです。

 

そのお知らせに目を通すと、そこには錚々たる肩書が並んでいます。

会長、副会長、理事長、副理事長、専務理事、担当部長、担当委員長、など様々です。

私は、こういったいわゆる「会務」というものに全くタッチしていません。

したがって、この人事の動きについてはほとんど無関心なのですが、このような役職を引き受けて下さる方々には、いつも心の中で「ご苦労様です。」と感謝しております。

 

というのは、こういった様々な団体なり組織というものには、それなりに存在意義があります。

そして、その運営のための「会務」を引き受けてくださる人たちのご苦労があって、こういった会が成り立っているからです。

 

このこと自体、皮肉でも何でもなくそう思っています。

更に、もう一つ思うのは、この方たちはいわばその団体や組織を代表する「顔」なんだよなー、ということなのです。

それらの団体や組織を運営するための執行部の役職を引き受ける訳ですから、外に向かってはこういった団体を代表する「顔」の役割を果たすことになるはずです。

 

以前そう思った私は、この新規人事案内がきたとき、この業界なり団体を代表する方々のプロフィールを知りたくなりました。

そこで、各人のHP(ホームページ)を拝見させてもらうことにしたのです。

 

 

つづく