新聞の人生相談欄から―障害について考える―Ⅱ
新聞を見ながら
「意図的に情報の共有を行なう?・・・いったいなんのこっちゃ?」
と、思われるかも知れません。
何のことはありません。
新聞の「人生相談」(我が家は「読売新聞」ですので「人生案内」というタイトルになっています。)のコーナーで興味深い内容があったときに、「ねえねえ、これってどう思う?」と、私がその相談の全文を読んで聞かせる、というだけのことなのです。
新聞そのものはテレビ面から始まって社会面、文化欄、経済面、政治面とめくっていく訳ですが、途中の「人生相談」はほぼ必ず目を通します。
まあ、思春期の中学生や高校生の「気が弱くて好きな人に告白できません・・・」みたいな相談のときは飛ばしてしまいますが。
しかし、それなりに人生を重ねてきた相談者の
「これを我が身に置き換えると他人事(ひとごと)ではないなあ・・・」
みたいなテーマも結構多いので目が離せません。
そんな中でも、普段家内と気にしているようなテーマのときは、先述のように
「ねえねえ、今日のはこんな相談だよ。」
と、読んで聞かせるのです。
400文字弱の文章をさっと読むのに1分もかかりません。
そうやって共有したテーマを、二人で少しだけ(朝、お互い忙しい時間ですので・・)ディスカッションするのです。
ときには、出かける車の中で、「さっきのテーマだけどさあ・・・」と、引き続き、その日の人生相談のテーマについて追加ディスカッションをすることもあります。
で、先日も昔から二人で意識していた重いテーマのご相談があったのでそれをご紹介したいと思います。
つづく