町内唯一の生き残りとして思うこと
―町の変遷と私が取り組んできたこと―14
女性の登用について、さほど難しいとも思えないこれだけのことが、世の中ではなかなか行われていない、というのは、私からすれば少し不思議な気がします。
日本社会はもっと積極的に、様々な職場でのチャンスを女性に与えていくべきではないでしょうか。
ここまで、過疎化が進むこの地域で税理士事務所として生き残るための打ち手として、私が実践してきた項目を並べてみました。
それは下記の4点でした。
・新たなターゲットの選定
・先端的な技術の継続的導入
・様々な販売促進施策の徹底
・女性の労働力プラス管理力としての活用
もちろんこの他にも実践してきたこと、挫折したことは数限りなくありますが、大まかに整理すると上記のようにまとめられるのです。
さて、私の中でこれらの打ち手の基礎となっているのは一体何でしょうか?
それは何といっても「マーケティング」に尽きます。
「マーケティング」という考え方が根本にあったからこそ、こういった施策を考え次々と手が打てたのだと思います。
特に
・新たなターゲットの選定
・様々な販売促進施策の徹底
の2点は、まさにマーケティングそのものといってもいいでしょう。
現代ビジネスには絶対に欠かすことのできない条件なのです。
逆にこれらの点があまりにお粗末な現状にあきれるばかりですが。
つづく