アウトプットの必要性とその価値について考える―アウトプットが業績アップに貢献する―Ⅱ
「アウトプットが『販売促進』になる? しかも、社長の中にインプットされた経験や情報にその価値がある?・・・そんな馬鹿な!」
と、お思いになるかも知れません。
実際そういった、社長自身の中に培われた様々な経験や知識が、「販売促進」に貢献するという提案は、どんな理屈で考えてみても俄かには納得できるものではないでしょう。
ですから、
「そんなことが起きるなんて!」
と、簡単には頭の中で結びつかなくても無理もありません。
多くの経営者は、それ(自らの経験や情報)は極めて個人的なことであって、事業に応用できるなんてあり得ない、と思われるのではないでしょうか。
そんな意識から抜けられないであろう経営者に、ここは、極めて冷静に実務的に申し上げますが、経営者から発せられる有効なアウトプットは、御社をプラスイメージでアピールする大きな力になります。
この方法論は、私の経験から振り返っても現実に効果があり、それはやがて会社全体の業績アップに貢献するという大きな成果を引き出すことが可能です。
にもかかわらず、この手法が、まだ一般的にはそれほど行なわれていないのはなぜでしょうか。
つづく