経営と家事の共通項を考える―ついでに違いも考える―Ⅶ
で、仕事も家事もそうであるが、入口のところは結構ワクワクと楽しいのではないか。
営業に打って出て、受注を獲得するのは仕事の醍醐味であろう。
料理も作って食べるまでは楽しいものだろうと思う。(毎日のこととなるとそうでもないですか・・)
一方、回収の方はどうだろう。
仮にそれが集金業務(今時は少ないとは思うが・・)だとすれば、どちらかといえば地味な仕事である。
料理の後片付けも同様だ。
皿洗いが大好き!という人は少数派であろう。
というように、出口(回収や後片付け)のところは一見さほど面白味のない作業である。
ただ、その重要性において変わりはない。
どちらにもきちんと向き合って、手を抜くことのないよう、しっかりと取り掛からなければならない。
洗濯も今は全自動洗濯機なので、洗う方はどうってことはない。
ただ、私の場合ワイシャツの襟の汚れがひどいため、洗濯機に放り込む前の襟回りのもみ洗いだけは手で行なっている。
問題はアイロンがけである。
私は、シャツはコットン100%素材のものがほとんどなので、どうしてもアイロンをかけなければならない。
普段は家内にやってもらっているこの仕事も、自分でやってみるとこれが結構難しい。
背中や前立ての広い部分はどうってことないのだが、肩周りや袖の先など形が立体的な部分や細かいところは大変である。
仕上げ(出口)のところは結構めんどくさいのだ。
つづく