ソフトの対価、本当の意味 ― 税務、会計、マーケティングは私の専門分野 ―Ⅳ

経営者が自らの役割を自覚し、本来やるべき業務を理解していれば、その本業に専心するために必要なソフトやそれによって得られる時間を手に入れることは必須事項である。

また、そのために相応の対価を負担することは当り前の行為と言えよう。

 

しかし、世の中の価値観やビジネス環境が変わり始めてから長い間、それに対応した本業のあり方をきちんと追求してきていないので、自信を持って自分の本業に向き合うことができない。

 

いうまでもなく、こうなると悪循環である。

悪循環というのは次のようなサイクルになる。

 

自分が投入する時間に価値を見いだせないから、ソフトにも金を使わないし、新しい切り口も見つけられない。

新しい切り口がないから昔のままの作業を続けることになる。

 

惰性で作業を続けているから思考が停止してしまい、時間をショートカットすることの重要性に気がつかない。

気がつかないから必要なソフトに資金を投入することに思いが至らない。

と、この繰り返しである。

これではいつまでたっても発展成長はあり得ない

 

 

 

つづく