まるで想像できていなかった未来―ビジネスの未来予測は難しいのか?!?―Ⅰ

先日、インターネットで見つけたコラムの中に、日本企業についての面白い分析がありましたのでご紹介したいと思います。

 

以下は、1989年当時、まだ一般的に普及していたワープロ専用機の将来的なポジショニングについて、各大手企業に質問したものです。

 

これらの回答を見ると、現在のPC(パソコン)の普及状況からして、各社がいかに誤った予測を立てていたかがよくわかります。

私は、文章入力については、それこそ1989年当時、PCを使ってワープロソフトはWordを使用しましたので、ワープロ専用機については全く知りません。(会社役員だった叔父は、かなり専用機を使いこなしていましたが・・)

 

各大手メーカーが、以下のような予測を立てていたということで、PCが普及しきった未来をまるで想像できていなかったことになります。

これを見ると、その道の専門家たちが、PCやワープロの未来の姿を描けていなかったことがよくわかります。

おそらく彼らはワープロだけではなく、コンピュータについても一般人よりもはるかに詳しい人たちだったはずですが、このような予測しかできなかったことになります。

 

つづく