柔軟な爺(じじい)は最強のパートナー―70歳を迎えて―Ⅱ(おしまい)
70歳を迎えたものの、これまで中小企業を担当してきた専門家として、また自らが現役の企業トップとして、若手経営者にまだまだ伝えたいことがいくらでもある私。
私が私を自己推薦するのは、以下のような理由によります。
・説教しない。(自分の考えを押し付けたりしない。)
・話をよく聞く。(かといって媚びたりもしない。)
・頭が柔らかい。(受け止める間口が広い。)
・感性を同一化できる。(馬が合う。)
・年齢を重ねている分、有用なキャリアを積んでいる。(場数を多く踏んでいる。)
・決して順調ではなかった。(修羅場も結構経験している。)
・優等生ではなかった。(ちょっとだけ優秀だったのは小学校まで。あとは・・)
いい年をして、自分を売り込むのもなんだかなあ・・とは思いますが、以上がざっと思いついた私の自己推薦項目です。
自己推薦ついでに、さらに付け加えるとすれば、
「柔軟な爺(じじい)は最強のパートナーになれるぜ。」
ということです。
人間が(特に男性が)年齢を重ねて、人生の経験や多くの知恵を蓄えてきたにもかかわらず、なかなかそれを社会の役に立てられないでいるのは、そのキャリアを上手に現代の価値観に適合させることができないからです。
どんなに豊富な経験や知恵を重ねてきたとしても、それをそのまま現代社会、特にビジネスの現場に持ち込んでもうまくフィットしません。
その硬直した状況を世間的には「頑固」と呼ぶのではないでしょうか。
しかし、逆にそういった豊富なキャリアを現代的にアレンジして、フレキシブルに今のビジネススタイルに合うように取り入れることができたら、これは「最強」になります。
私は、若い経営者の発想やバイタリティーと、これまで私が積み重ねてきたキャリアを触媒として混合してみたいのです。
この化学反応は面白い結果を生み出しそうな気がします。
というか、実際、すでに何人かの若手経営者とはそういった交流を深め、新たなコンセプトを作り上げつつあります。
私の会社内では、私自身がそういった考えだからか、若手のスタッフは大いに自分のアイディアや発想を膨らませ、新しいコンテンツを生み出しています。
また、社内がそんな雰囲気ですので、顧客とも柔軟に接することができています。
若手経営者に足りないのは経験や実務上の知識です。
そこを柔軟に対応することで補ってくれるのが私たち専門家なのです。
お気軽に声をかけてみてください。
これまでの税理士事務所或いは税理士に抱いていたイメージとはかなり違った、面白い反応が得られることと思います。
このHPからお問い合わせいただければ幸いです。
さてと・・・・・
おしまい