「自分を追い込む」のも一つの有効な手段―社長を「行動する人」に追い込む・・「実践」と「情報発信」は表裏一体―Ⅱ

いっしょに考え、検討し、納得したはずのチャレンジすべき課題について、一向に実践できないでいるのが、私が関与している多くの経営者たちです。

人間は本来保守的な動物だそうです。

「やらなければならない」とわかっていることを、実際に実践するところまでもって行く、何か確実ないい手はないものかと考えてみました。

 

私はそれを、日頃から行なっている「情報発信(アウトプット)」に託してみてはどうか、と考えています。

大事なことを実践してみる前に、世の中に発表してしまうのです。

 

外に向かって公(おおやけ)にしてしまえば、やらないわけにはいきません。

そうやって自分を追い込むというのも、一つの有効な手段ではないかと考えてみたのです。

 

私の場合、普段からかなりこまめに「情報発信(アウトプット)」を実践しています。

ただ、大枠としての構想や方向性として考えていることなどは、やる前から世間に公表するようにしています。

 

例えば、このブログなども

「毎日必ず書いて発表します。」

と、宣言しているため、サボるわけにはいきません。(のはずだったのですが、予想以上に長引くコロナ禍の中、さすがにネタが尽きてしまって、少し息切れがした時期がありました。)

 

自主主催のセミナーなども、事前のインフォメーションから実施報告まで必ずHP(ホームページ)などに掲載しています。

そのため、間がしばらく空けば「おや?どうしたのかな?」と、知っている人からは不思議がられることになります。

「活動停止か?」などと思われるわけにはいきませんので、がんばってセミナーなども継続していくことになるのです。

 

つまり「やるべきこと」を当たり前のレベルまで引っ張ってくる動機付けのために、「情報発信(アウトプット)」を自らに習慣づけているのです。

それでは、お客さんの状況はどうでしょうか。

メモするビジネスマン

今日もネタを探しています。

つづく