オーブントースターが活躍―レパートリーが広がらんなあ・・男の料理の限界?!?―Ⅱ

料理の手法として、煮る、焼く、炒める、の3つのパターンがある中で、やたら、「炒める」と「焼く」が多い私。

「炒める」は、まあよくあるなんでもフライパンを使って火を入れる、という奴である。

 

大抵の食材は、とにかく細かめに切って、パッパッと塩胡椒して火を通せば食えないことはない。

考えるのがめんどくさいときは、その辺にあるものを、具材として適当に炒めて食っているのだ。

炒めた具材を卵で巻いてオムレツ風に見せることもある。

 

「炒める」で、ちょっと気を使うとすれば「油」である。

洋風に仕上げたいときは、オリーブオイルを使っている。

 

和風を狙うときは、ごま油を使う。

ちょっと中華風に仕上げたいな、と思うときは、ごま油にちょっぴりラー油を加えるのだ。

 

「炒める」料理が多いので、こんな風に油を変えることで目先を変えて、バリエーションを広げたかのように見せているのである。

まあ「見せる」といっても自分しかいないわけだが・・・

 

「焼く」というと、日本の場合、網で魚を焼くとか鉄板で肉を焼く、といった構図を想像する人が多いのではないだろうか。

しかし、私が「焼く」といっているのは、そうではなくて、オーブンで焼くという行為のことを指しているのだ。

 

外国の料理シーンを見ていると、やたらオーブンで焼く場面が出てくる。

鳥を丸ごと焼いたり、でっかいパイみたいなものを焼いたりと、焼いて仕上げるシーンが多い。

焼きあがって、いい感じに焦げ目のついた料理は実にうまそうである。

 

あれは日本ではあまり見かけないシーンで、なんとなく憧れのようなものがあった。

耐熱皿にいろいろな具材を盛り付けて豪快に焼く、というのは日本食には見られない食文化である。

 

外国ドラマのような、大型のオーブンは持っていないので、もっぱらオーブントースターを使って、小さめの耐熱皿にいろいろな具材を乗せて焼いているのだ。

まあこれでも私には充分である。

 

     私的オーブン料理の代表、勝手にチーズ焼き。少し焦げてしまいました。

つづく