本音をわかりやすく伝える―言いたいことが言える立場を最大限に利用しよう―Ⅳ(おしまい)

さてここまで、「情報発信(アウトプット)」を行なう上で、社会的ポジションという意味ではちょうどいい位置にいると考えられるのが中小企業経営者、ということを述べてきました。

したがって、この「情報発信(アウトプット)」に大いに取り組むべき、というのが私の意見です。

 

その際、気をつけるべきことが2つあります。

それは建て前ではなく本音を、ということと、できるだけわかりやすく、ということでした。

 

つまり、

「本音をわかりやすく伝える」

ということになるのですが、ここは難しく考えないでください。

むしろ、この本音やわかりやすさの中に、中小企業経営者が行なう「情報発信(アウトプット)」のプラスのエッセンスが含まれているのです。

 

それはどういうことかというと、中小企業経営者が行なう「情報発信(アウトプット)」の中には、この「わかりやすさ」の自由度もまたあるのだ、と考えてください。

つまり、権威ぶる必要などまるでないわけですから、思い切って分かりやすい言葉で、ご自分の専門性を伝えることができるのです。

 

また、そういった配慮が世間に支持されるということは、これは期せずして一石二鳥といえるでしょう。

少し考えてみて、ご自分の業界で使われている専門用語を

「どう言い換えれば、素人にも伝わりやすいか。」

ということに気を配るだけでいいのです。

 

このように、中小企業経営者の「情報発信(アウトプット)」というのは、その自由度の中にいろいろなプラスの要素を付加することができるのです。

こんなすごいメリットを享受しない手はありません。

 

現代は、「情報発信(アウトプット)」の巧拙によって小が大を食う世の中といっても過言ではありません。

この恵まれたポジションを大いに活用して「情報発信(アウトプット)」に打ち込んでみてください。

 

 

おしまい

今日の川柳コーナー

◆巣ごもりで 連休といえ 変化なし

テレワークでずっと家にいたからなあ・・・

◆散歩くらい 行って来たらと 追い出され

ずっと家にいられるのも鬱陶しいようで・・・・