通販で買うのは勇気がいる?!?―靴が好きでして・・・これまで私が愛用してきた靴の歴史―Ⅵ
靴の値段にはピンキリがあって、高いものには20万、30万するものもあるが、私がいくら「靴好き」と言っても、そっちの世界にまで踏み込む気はない。(世の中には、自分の収入に関係なくその領域にまで踏み込んでいる人もおそらくいることだろう。)
そんな中、現在所有している靴の中で最も高価だったのは、JMウェストンのローファーだろう。
このフランスメイドの靴は、そのイメージに反してかなりタフである。
タフな靴と言えば、もう一足フランスメイドのものがある。
それがパラブーツのシャンボードである。
これは、内羽式のUチップでソールはごっついアウトドア使用になっている。
いかにも堅牢なこの靴を、私はほぼ雨の日専用として使っている。
パラブーツにとって、昔からある定番商品だが、私はこれを通販で購入した。
ところで、靴を通販で買うのには少し勇気がいる。
靴は、履いてみなければ足に合うかどうかがわからないからだ。
当然、ショップで試しに履いてみてから購入すべき商品である。
しかし、田舎に住んでいると、欲しいときに欲しい靴を買うのは難しい。
特にメーカーとかブランド指定だと、そんなもの売っている靴屋など皆無だからである。
どうしても、通販に頼らざるを得ないのだ。
パラブーツの場合、もう一足東京にいるとき買ったデッキシューズがあったので、サイズ感はわかっていた。
それでも、靴のデザインなどによってサイズ感や履き心地が変わってくることがある。
届いて履いてみるまでは何ともいえないところがあるのだ。
私が所有しているパラブーツのシャンボードは、やや明るい「マローン」とネーミングされている茶色のもので、いろいろな服と合わせることができる。
私としては、いつもジャケパンスタイルに合わせることが多く、先述のように雨の日はこいつの出番ということになるのだ。
ツイードやコーデュロイのような、ややラフな感じの服地であれば、スーツに合わせてもカッコいいかも知れない。
JMウェストンのローファーとパラブーツのシャンボードは、どちらもフランスメイドであり、私が持っている中では比較的高価な方に入るが、両者とも丈夫なのでコスパはいいと思っている。
今後も長く愛用しそうな両靴である。
左の横についている小さなタグが特徴のシャンボード
つづく
今日の川柳コーナー
◆めでたさも そこそこくらいか 誕生日
今日が60代最後の誕生日でして、さしてめでたくもなし、うれしくもなし・・・といったところですな。