「言葉」で伝えることで、自分を深く振り返ったり考え方が整理される―社長の「情報発信(アウトプット)」は「質」が問われる時代―Ⅲ

現代経営に、哲学、美学、或いは美意識というものが極めて必要かつ重要な要素として求められ始めてきているなか、「哲学なき経営」で破綻したといわれる日本の大企業。

これらの大企業は、やってはいけないことの反面教師として、学習の対象となりました。

 

それでは、ここから何か見えてくるものはあるのでしょうか。

その点を追及してみたいと思います。

 

さて、巷間言われている「哲学なき経営」「美意識なき経営」ですが、これを回避し、逆に「哲学」や「美意識」を身につけるにはどうしたらいいでしょうか。

私はその最適な手法は「情報発信(アウトプット)」だと思っています。

これは何もこじつけで言っているのではありません。

 

「情報発信(アウトプット)」には、これまでも述べてきた通り「言葉」が必要になります。

「言葉」で何かを表現し伝えるという行為は、数値データやグラフ、映像(ビジュアル)などに比べて、効率性や合理性の点ではかなり遠くにあるものといえるでしょう。

 

自分の伝えたい「何か」を、ときには歯がゆい思いをしたり、まだるっこく感じたりしながら、それを乗り越えて自分の「言葉」で表現しなければなりません。

そのプロセスで自分を深く振り返ったり、自分なりのものの考え方が整理されたりするのです。

 

このことは、今まで私がお伝えしてきた通りで、「情報発信(アウトプット)」には、自社の販売促進につながる、という極めて現実的な効果があると同時に、経営者がそれを続けることによって、自らの「哲学」や「美意識」もまた磨かれていくのです。

それは、結果的には自社企業を良い方向へもっていくことにつながるのです。

 

さらにここで一つ大事な提案があります。

私はこれまで経営者の「情報発信(アウトプット)」には専門性や自社のストーリー、最低限自分のビジネスに関係あることが大事ですよ、とお伝えしてきました。

ここにもう一つ大切な「味付け」というものを意識してもらいたいのです。

 

つづく

 

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