川柳で頭のリハビリ試してる 川柳のネタは尽きないうちの嫁
同級生の友人から、LINEを通じて「有志で川柳やってみないか。」との誘いがあったのがちょうど1週間前でした。
70歳を控えて、それぞれ人生を積み重ね、余裕が出てきたのか面白い試みです。
こちらはまだ現役もいいとこで、ほかのみんなほど余裕はありませんが、「言葉」で遊ぶのは大好きなので、申し出にさっそく乗っかりました。
最初は思いついた句を勝手にあげていたのですが、すぐに「川柳」について研究する奴が出てきたりして、にぎやかなサイトになりそうです。
研究した友人によると、「川柳」には3要素というのがあって、それがそろったときいい句ができるようです。
その3要素というのは「穿ち」「軽み」「おかしみ」だそうです。
「軽み」と「おかしみ」はなんとなくわかりますが、「穿ち(うがち)」というのは少し難しい言葉です。
調べてみると「穴を掘る」という意味らしく、そこから転じて「物事を深く掘り下げ、本質を的確に捉える」という意味でも用いられているようです。
したがって、「うがった見方をする」というのは「物事の本質を捉えようと鋭い視点で見る」という意味らしいのですが、どうも世間では「少しひねくれた見方をする」或いは「疑って物事を見る」といった解釈の方が多いようです。
いずれにしても、「穿ち」で物事の本質を見つつ、それを「軽み」や「おかしみ」で、うまくオブラートに包むのが、総合的にいい「川柳」と言えそうです。
こんな風に考えると、結構深いものがありますね。
とはいえ、とにかく作ってみて慣れなければその本質も見えてこないので、これまでに作った作品をいくつか乗っけてみます。
今後は、「ブログ」の後ろに、その日出来栄えの良かったものを掲載していきますので、よかったら読んでみてください。
カミさんが孫のところ(東京ですが)へ行ったっきり、コロナで身動きが取れなくなって、私は逆単身状態が長く続いているため、その現状を嘆いた句が多くなっています。
- あなたより 孫がいいわと 女房去り
- 逆単身 カミさんだけが 元気なり
- 外食も そろそろ飽きたよ 逆単身
- 料理酒に 吟醸買っちゃう 男めし
- 逆単身 ついに買ったよ マイ包丁
まあ、こんなところです。
サングラス カッコつけても しょせん俺
一応川柳です(;´д`)