メインテーマは地域中小企業の経営革新支援―経営者の「情報発信」はオムニチャネル化を目指すべし―Ⅲ
テーマに私に似合わない、硬い税金の話などを振られて、四苦八苦しながらようやくこなすことができた初めてのラジオ出演。
さて、なんとか話し終えて帰ろうとしたときに、放送局のスタッフの方に呼び止められました。
なにかと思ったら
「実は『社長の生活』という番組があるので、よかったらもう1回出てもらえませんか。」
と頼まれたのです。
それは経営者である私の日常について話す趣旨の番組でした。
1回目のラジオ出演から約2週間後、2回目の出演ということになったのです。
この2回の放送を通じて、ラジオでしゃべるということに対して、私は興味を持ち始めたのです。
そこで、2回目のこの放送が終わった後
「もしよかったら短くてもいいのでビジネス番組の枠をもらえませんか。地元の経営者にお話したいことはいくらでもありますので・・・」
と頼んでみたのです。
そうすると、2週間ほど経って、
「番組の枠が取れました。やってみますか。」
との返事がありました。
ラジオの番組をレギュラーで担当することになったのは、最初はこんなきっかけだったのです。
それから、経営支援のお話だけでかれこれ7年にわたって、地元に私のノウハウや経営に関する情報をお届けしています。
さてこれが、私の1本目のレギュラーとしてのメディア登場なのです。
こんなきっかけで始まったラジオの番組が既に7年以上も続いているというのは、自分でも不思議に思えています。
このラジオ放送をどういう風に進めているかといえば、私の方でA4の用紙2枚分(1,500~2,000文字)くらいの原稿を準備していきます。
その内容について、パーソナリティーの女性と軽く打ち合わせをした後、いきなり本番の放送に入るのです。
最初、このひと月の間に経験したことや、ちょっとした家族の話題などを前振りとして、パーソナリティーの女性とやりとりします。
そのあと、その日のメインテーマに入るのですが、私のテーマは、ほとんどが地域中小企業の経営支援或いは経営革新支援ですので、お話することはいくらでもあるのです。
今日もマイクの前でしゃべってきました。
つづく