地方再生を考えるⅨ
私はこういった前提があって、初めてコンサルタントや補助金は活きてくるものだと思っている。
この前提、下ごしらえがなければ、その上にいきなりコンサルタントや補助金という強い調味料、香辛料をぶっかけてもいい味に仕上がるはずがない。
地域振興、地方再生・・・まず、自分たちで考える。
条件としてできるだけ金のかからないアイディア、自分たちで実行可能なアイディアを優先させる。
それが狭い視野、狭量なロジックに陥ってないか、外部ブレーンであるコンサルタントに意見を求める。
そして、彼らの経験や構成力を活かして地域振興、のアイディアを協力しながらまとめ上げていく。
これがコンサルタントをうまく使っていく本筋というものであろう。
その際には、補助金があってもなくても実行できるくらいの予算措置は講じておいた方がいい。
そのために普段から箱ものだけではなく、アイディアやソフトにもお金は使うものだという癖をつけておく必要がある。
予算措置を決めておけば、それに応じてコンサルタントと値段交渉をすることは可能である。
こういったことに慣れていないから補助金に頼って法外なフィーを払ったりするのだ。