コート、コート、コート・・・・コートについて思い出すことⅪ

鹿児島は1年間をトータルすると、当然東京より暑い季節が長い

ピーク時の暑さは、東京も鹿児島もさして変わらないが、春になるのは早く、秋がくるのは遅いので、暑い季節がより長く続くのだ。

 

さらに、鹿児島での生活は車が必須の道具となる。

人口密度が低いので、公共交通機関が発達していない。

どこへ行くにも車が必要になるのだ。

 

という、二つの条件があるために、総じてコートのニーズは低いことになる。

極端な話、コートなしでも1年中なんとか過ごせるのである。

 

とはいえ、仕事で東京や福岡に出張することもある。

寒い時期に、都会の街を歩くのにコートなしではいかにも貧素である。

 

というわけで、鹿児島に帰ってからも何着かコートは買った。

まず、買ったのは、ジョゼフアブードというブランドの、表が光沢のある深いグリーンのナイロン素材で、裏地に起毛したフリースを貼りつけたハーフコートであった。

ハーフコートは、のまま車に乗れるために、運転には便利である。

 

このコートは、ビジネスにもカジュアルにも使えたので、出張のお供にもよく着ていった。

ただ全体としてやや重く、そのうちデザイン的にも古く感じるようになったこともあって、今はもうしまいっぱなしになってしまった。

 

    ジョゼフアブードのハーフコート。重くなければ今でも着るのだが・・・・

 

次に買ったのが、エルメネジルドゼニアのベルト付きコートであった。

丈はロング、色はこげ茶で、生地はコットンと化学繊維の混紡、襟にレザーをあしらったなかなかお洒落なものだった。

 

ゼニアといえばイタリアの高級ブランドである。

普通だったらとても買えないが、セールになってやや買いやすい値段になっていたので、カミさんの勧めもあり、思い切って買ったのである。

 

こいつは、スタイリッシュに着こなせば結構カッコいい逸品ではある。

しかし、残念なことに、裏地なしの1枚仕立ては、真冬に着るにはほとんど保温力の感じられない寒い代物であった。

仕方がないので、それほど寒さを感じない時期を選んで着ることにしている。

 

 

つづく

 

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