「情報収集」に「好奇心」のフィルターをかけてみる―社長の「好奇心」は情報発信の推進エンジン―Ⅰ

現代は様々な場面で革新の連続です。

それはモノや技術だけではなく、考え方や価値観といった分野にまで及んでいます。

例えば、スピードよりも慎重さ、達成度よりも完成度といった価値判断は、昔とは随分違ったもの(むしろ逆)になってきていると思います。

 

そういった変化の激しい時代の中で、自分に必要な或いは自分に相応しい「情報」を取り込んでいくにはどうしたらいいのでしょうか。

以前とは異なる判断基準が必要になりそうです。

 

とにかく取ろうと思えば、飛び込んでくる「情報」は巷(ちまた)に溢れているので、それをどう取捨選択するかが重要な課題となっています。

最近では、意図的に情報をカットした方がいい、とする考え方すら世間では言われ始めているようです。

 

私自身は、一定の基準をもって情報をカットする、といった考え方も一理あるとは思うものの、また別の方法論を考えているのです。

その方法論とはどんなものでしょうか。

 

私の考えている自己情報コントロールの方法論・・・

それは「好奇心」をもって情報に臨む、ということです。

 

情報の取捨選択という整理整頓、切り捨て論の話をしているのに、積極性の求められる「好奇心」を持ち出すとは矛盾しているじゃないか、とお考えになるかも知れません。

むしろ、向き合う情報が増えるんじゃないか、と。

 

しかし、これにはちゃんとした理由があります。

それは「情報収集」に、あえて「好奇心」をフィルターとしてかけてみては、ということなのです。

 

 

 

つづく