マウントを取ること、或いは取ろうとすることの愚かさについて―ここに、女性にモテる秘訣がある(おそらく・・)Ⅰ
さて、「読みたいことを書けばいい」という大テーマを採用すると決めたものの、
「では、いったいどうすりゃいいんだいっ?!?」
と悩んでいた私であるが、
「これだったら!!」
というものを思いついた。
それは「女性にモテるには?」というテーマである。
私もこれだったら絶対読む、誰が何と言おうと読む・・・ただし、こっそりと。
特にカミさんには見つかりたくない。
しかしここで、大きな問題にぶつかった。
確かに「読みたいこと」ではあるけれど「書けること」ではないじゃないか!という問題である。
そんなこと(女性にモテる秘訣)がわかってりゃあ、昔から苦労はせんかったわい!と、怒り出す自分がいる。
無理もないので、自分で自分を「まあまあ」と、なだめつつ考えてみた。
「それでもこのテーマについて、俺がなんか書けることはないか?」
・・・・すると、一つ思いついた。
すごく積極的にモテるというほどではないが、少なくとも「嫌われない。」というセーフティーネットはあるな、と思いついたのである。
ここで話はガラリと変わるが、男はマウントを取りたがる動物らしい。
「マウントを取る」というのは、まあ、「自分が一番」ということを誇示する、ということになる。
これは今風の表現なので、昔風に「威張る」とか「自慢する」と言い換えてもいい。
この行為が、いたく女性からの評価を下げる要因になるらしいのである。
しかも、これについてはほかの要因(気が弱いとか優柔不断だとか)と違って、指摘されにくいので、愚かにも男性は気がつかないでそのまま突っ走っちゃうことが多いのだ。
まあ、私がここにわざわざ書かなくても、
「威張ったり自慢する奴はそりゃあ嫌われるだろう!」
と、思われるかも知れない。
しかし、ちょっと待っていただきたい。
実は、ここで女性の立場からの論理的分析が入ることになる。
これは長年私が、彼女たちからヒアリングして獲得したものなのだ。
それを検証して、かつ、その逆を行けば「モテる」にまでたどり着けるのではないか、という論理構成で話を進めたいのである。
こういう人は黙っていてもモテますけどね・・・
つづく